理系大学院生のための就活マニュアル〜ES対策 基礎編〜

リクルート

こんにちは。ブロジニアです。
2017年に日経225の大手企業に新卒技術系として入社し、現在は技術職として働いている傍ら、リクルーター業務も行っています。
その様な僕が、今回は新卒の就職活動で最初にぶち当たる壁であるエントリーシートを書くときに意識するべき点をレクチャーします。

絶対に押さえるべきポイント5点

①エントリーシート(ES)の位置づけを理解せよ!!

企業が学生にESを書かせる目的は、学生の情報を手取り早く得るため。
足切りだけが目的ではありません。

「ESは最終面接までずっと付き纏うもの」なのでしっかり書くことが重要。しっかり書くというのは、現在所有している自分のスキルがいかにその企業の役に立つかをアピールすることです。

②なぜ企業はESを重視するのか理解せよ!!

それは面接官は人事部採用担当の人間だけではないからです。
つまり、「いろいろな職能の社員が効率良く学生の情報を得る手段として、ESが導入されている」ため。

理系学生の面接には技術系の社員(リクルーターや課長・部長クラスの、採用することに対してOKだという意見が言える立場である人)が対応することが多いです。

面接官は学生の面接だけが仕事ではなく、会社から与えられている通常業務をこなしながら面接にも対応します。そのため、手取り早く学生の情報を得る手段としてESを見て、面接するに値するかどうか判断することになります。

そのような状況で読みにくいESにぶち当たってしまうと、読み手は読む気が失せてしまいます。専門用語を極力使用しない等、読み手のことを意識した文章を心掛けることが大切。

③アピールポイントに書くべき内容を理解せよ!!

多くの学生が悩む項目。鉄則は「その会社の事業内容にマッチさせた内容にすること」です。もっと砕けた言い方をすると、ESを見た人に“是非とも会って話がしたい”と思わせる内容にすること。

採用側としては、大学での研究内容が我が社の事業内容とどのように関係していて、その学生はどのような活躍が期待できそうかということを知りたいのです。

これが上手く説明されていれば、ES段階で弾かれることはまずない。

大学院生に求められていることは「大学で培った専門性」を活かすことなので、ESのアピール内容にわざわざ「アルバイト系」を書く必要はないです。

④採用側が興味を持つ内容を把握せよ!!

採用側が興味を示すもの、それは「この学生を採用することで我が社にどれだけの利益・事業繁栄をもたらしそうか」ということの一点に尽きます。

これを理解した内容が書かれているかどうかでESの評価が大きく左右されます。

ここで例えを用いると、
自分が複数人に告白されたときに誰の手を取るかということを想像して欲しい。その時には「自分が最も幸せを感じることが出来る相手」を選ぶはずです。
この「幸せ」が会社にとっては「利益・事業繁栄」なのです。

採用側がどんな人材・スキルを求めているかを把握することは最優先で取り組んでおかなければいけません。

また、ここのアピールが一番重要であるため、十分に内容を精査して書いて欲しい。あえてESには書かずに面接で話そうなどとは考える必要は全くないです。

⑤会社が欲している人材情報を得るためにIR情報を駆使せよ!!

上場している株式会社であれば株主向けに公開されているIR情報というものがあります。これには、会社の強み・弱み・今後注力していく事業内容が書かれており、これを活用しない手はない。

特に今後注力していく事業においては人員を増やしたいという会社側の思いがあるため、その事業を希望する学生がいるなら採用の判断(面接)をしたいと考えるのが普通。今受けたら採用されやすいかどうかなど判断する材料を得ることが出来ます。

IR情報は自分の研究内容と関連する事業を調査する際に大きく役に立つでしょう。

ESを書いたら周りの人に最低2回は見せよう

ESを書いたら企業に提出する前に、最低2回は周りの人に添削してもらって下さい。最初の1回は研究分野が近い理系の人に見てもらい、研究内容など専門的な部分に不備がないか確認してもらいましょう。

残りの1回は全く専門外の人、特に大学の就職支援室などを利用して添削してもらいましょう。採用側はほとんど専門外の内容のESを見ることになります。そういう状況に近い視点を持った人に添削してもらうことで読み手に理解しやすい文章にブラッシュアップ出来ます。

最後に

今回はES対策基礎編として、普遍的な考え方をレクチャーしました。
次回はES応用編として、実際に僕が書いたESの内容紹介なども行いながら就活の手助けを行っていきたいと思います。

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